SIテストボード
I-PEXは、FPCハーネス全体やコネクタ単体の伝送特性評価にご使用いただけるNOVASTACK® 35-HDH、NOVASTACK® 35-HDP、NOVASTACK® 35-HDN用のSIテストボードを提供しております。テストボードには、片面にプラグまたはレセプタクルが実装され、反対側にはコネクタのコンタクトから配線された8個の2.92 mmアダプタが取り付けられています。SIテストボードは50 Ωもしくは、482.5 Ωで整合されており、40 GHzまで測定可能です。
PLUGとRECEPTACLEが実装されたSIテストボード同士を嵌合することで、基板上の高速信号用配線まで含めたSIテストボード全体の特性を測定でき、インサーションロスやリターンロス、VSWR等を評価することができます。また、2xTHRUボードを用いて2.92 mmアダプタと高速信号配線部の損失をディエンベデッドすることで、コネクタとFPCの特性のみを測定することが可能です。加えて、TDR測定により、特性インピーダンスを評価できます。2xTHRUボードを使用することで、2.92 mmアダプタと基板配線部の損失を除去し、コネクタの損失のみを測定することが可能です。
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図1. NOVASTACK®シリーズコネクタのSIテストボード
I-PEXは、NOVASTACK®-HDH、NOVASTACK®-HDN、およびNOVASTACK®-HDPシリーズのコネクタ(複数ピン数対応)向けにSIテストボードを提供しています。SIテストボードの詳細については、以下のリンクをご覧ください:
NOVASTACK® 35-HDH Accessories
NOVASTACK® 35-HDN Accessories
NOVASTACK® 35-HDP Accessories
目次
- 1. 最大動作周波数とデータレートは?
- 2. 基板対基板コネクタにおけるシールドの重要性とは?NOVASTACK®シリーズに搭載されているZenShield®とは?
- 3. なぜ基板対基板コネクタにおいて高密度設計が求められるのでしょうか?高密度設計は信号品質にどのような影響を与えるのでしょうか?
- 4. 高速信号伝送と並行して電源供給を基板対基板コネクタで行うことは可能ですか?定格電流はどの程度ですか?
- 5. 異なる嵌合高さの基板対基板コネクタを使用することには、どのような利点がありますか?
- 6. NOVASTACK®シリーズが対応する主要な伝送規格およびプロトコル信号は何ですか?
- 7. NOVASTACK®にはどのようなアクセサリが用意されていますか?
- 8. 基板対基板コネクタのカスタム対応はできますか?