モビリティ業界においてCASEが100年に1度の技術革新だと言われて久しいですが、くるまの電動化と電子化の進展に伴い自動車で使用される電力は年々増加しています。一方でインバータやDCDCコンバータなどの車載パワーエレクトロニクス装置は、より一層の小型化が求められています。 この動向に対して、I-PEXは2020年に基板間接続電源端子AP-10をリリース、その後AP-LT10・AP-TSS10など、APシリーズとしてラインナップの拡充を図っています。そして現在、定格温度と定格電流値を大幅に拡大したAP-50の開発を進めています。AP-50をご使用頂くことで、増加する電力を伝送する為に必要なコネクタ数量を抑えることができます。また、コネクタによる基板専有面積を減らすことで機器の小型化に寄与します。