小型・高密度
I-PEXのMHF®シリーズコネクタは、超小型、低背、軽量を特長とするRFコネクタであり、最新のスマートフォン、タブレットPC、ノートPCなどにおいて、主にアンテナ接続用途として使用されています。最も小型のMHF®コネクタは、基板占有面積がわずか4 mm² で、さらに1 mmから3.65 mmまで複数の篏合高さをラインナップしているため、Bluetooth、Wi-Fi、GSMなどのさまざまな通信規格に対応するアンテナを備えたRFシステムにおいて、高い設計自由度を実現します。ロック機構を搭載したコネクタは、高い振動や衝撃が発生する環境下において有効であり、設計上で外付けのロック部品を別途必要としないため、基板スペースとコストの削減に貢献します。
MHF®コネクタは、下表に示すとおり、さまざまなサイズおよび高さのバリエーションをラインナップしております。異なるサイズ、対応するPCBフットプリント、ならびに嵌合高さを選択できることにより、シグナルインテグリティ性能を損なうことなく、最新の超薄型・高密度・ポータブルワイヤレス機器へご使用いただくことが可能です。多くの場合、基板側の PCB フットプリントは、同じ MHF®シリーズ内の複数のレセプタクルに互換性を持ち、複数のプラグと嵌合できるよう設計されています。
複数のRFラインおよびアンテナを有する高密度設計においては、複数のMHF®コネクタを互いに近接して配置する必要が生じることがよくあります。これらのMHF®コネクタは超小型サイズであるため、比較的近い間隔で配置することが可能です。例として、図2は、プラグアセンブリの嵌合および離脱時の干渉を回避するために推奨される、MHF® Iレセプタクル間の最小距離を示しています。これは、多くのユーザーが基板上でプラグケーブルアセンブリの取り付けおよび取り外しを行う際、プラグを挿抜するために手動工具を使用することが多いためです。同様に、図3は、嵌合された相互接続アセンブリ間の潜在的な相互干渉を回避するため、2つ目のMHF® 5レセプタクル(および嵌合したプラグ)を、信号コンタクト中心から50度以内の位置に配置すべきではないことを示しています。設計において他のMHF®シリーズコネクタを使用する場合の、推奨基板レイアウトおよびフットプリントについては、お気軽に当社までお問い合わせください。